ロールインe+

ラックオーブン ロールインe+

ロールインe+

製菓・製パンの常識を変えた、“バッチ式・大量生産オーブン”

ドイツ・ミベ社のベーカリー・エンジニアリングを集結し、オーブン自体の耐久性・操作性の良さを徹底的に追求。

「ラック回転システム」により成型終了後、ホイロ・焼成・冷却工程まで一貫してラック単位で作業ができるので、人手がかからず、大量生産を非常にスピーディーに行えます。

・ラックによる一連作業で省力化を実現
成型終了後、ホイロ・焼成・冷却工程まで一貫してラック単位で作業ができるので、人手がかからず、大量生産を非常にスピーディーに行えます。

ロールイン一連生産システム

常に一定の温度帯を保ち、無駄なエネルギーを使用しない省エネ構造

循環機構

エアコントロール(循環ファン)により、バーナーで加熱された熱風が送られ、微調整された40 ヶ所(4 列×10 ヶ所)の吹出口から庫内全域に熱風が循環されます。

また、庫内に入り熱交換された熱風は、庫内上部に設けられた9段階調整可能なダンパーから庫内より吸引されます。その後、加熱された熱交換器を通過し、ドライエアーとなり庫内へ戻されます。

蒸気発生機構

蓄熱管(熱交換機)を加熱しているバーナー排気熱を利用し、蒸気溝を加熱して蒸気を発生します。排気熱を利用するため、従来よりも少ない熱量で蒸気を発生することができます。また、排気が通る部分に蓄熱性の高い石を内蔵しているので、蒸気発生装置の温度回復もより早くなり、多くの蒸気を用いる商品でも次から次へと続けて焼成できます。

ロールインe+の省エネ構造

エアコントロール(送風)で庫内に熱気が循環しやすい

一般的なラックオーブンでは最大10℃の急激な温度低下があります。しかし、ロールインe+ はスチーム中全てのダンパーが閉まり、加熱ユニットを蒸気で冷やさないので、連続して再加熱する必要がありません。そのため、MIWEエアコントロールを使用すれば最大10 ~30%の省エネが見込まれます。

エアコントロールで空気をラックの中に移送しやすいので、製品によっては、循環気流の量を増やすことで、焼成時間をさらに短縮することも可能です。湿った空気をボイラーに排気し、乾いた状態で庫内に戻す循環方式も採用。

MIWE エアコントロールは風量(循環気流の量)を9段階変更できるので、焼成用熱風を細かく設定できます。商品によっては風量を増やすことで焼成時間をさらに短縮したり、粉糖がかかっている商品では風量を少なくして粉糖を飛ばさないようにしたりすることも可能です。

エアコントロール付きの断面図

仕様

●型式:RI 2.0608-TL /RI 2.0610-TL
※仕様に関してはお問い合わせください。

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