La Boulangerie Richer 遠藤シェフによるセミナーを開催しました

10月21日(火)、La Boulangerie Richer 遠藤信行シェフによる製パンセミナーを、愛工舎製作所CAPホール(埼玉県戸田市)で開催しました。

今やご自身のInstagramフォロワーは12万人超。

全世界から注目を集める、La Boulangerie Richer  遠藤信行シェフ。愛工舎の機械を愛用して下さっている遠藤シェフに初めてセミナーをしていただきました。

遠藤シェフと言えば、 芸術品のようなヴィエノワズリー。

実演を通して、繊細な技術や深い知識を惜しみなく披露していただきました。

愛工舎のドウシーター「スーパーシーター」を愛用し、美しいヴィエノワズリーを作り続ける遠藤シェフ。

お店で使用している機種はベルトの幅が600mmの「SF600」という機種。これが生地を真四角に折り込むポイントにもなっているのです。

折り込み、成形、塗りたま、焼成、仕上げといったシェフの一連の作業に、参加者の視線が終始釘付けでした。手元一つひとつの動きに込められた工夫やリズムを目の当たりにし、会場は終始熱気に包まれていました。

シェフは実演をただ見せるだけでなく、店の運営方法や「お客様に喜んでもらうための小さな工夫」についても惜しみなく共有。販売・接客の考え方、商品の魅せ方、作業フローの効率化など、現場目線の具体的な話に参加者からは多くの質問が寄せられました。

参加者が知りたがる“現場の選択”についても踏み込んだ内容に。たとえばドリュール(仕上げのスプレー)はAmazonで購入、型は楽天で入手できるといった実務的な情報から、ドリュールの配合レシピに至るまで、実際に使っているノウハウを余すところなく解説。こうしたリアルな情報が「すぐ試せる実用知識」として受け取られ、会場の満足度を高めました。

ドリュール
成形

シェフの周囲は常に参加者で囲まれ、時にはシェフの立っている場所が分からなくなるほどの盛況ぶり。

静かな集中の時間と、笑顔や驚きの声が入り混じり、会場全体が一つの“学びの場”として機能していました。

完成した品の美しさだけでなく、その背後にある工程の丁寧さや工夫に触れることで、参加者一人ひとりの理解と興奮が深まったことが印象的でした。

参加者が最も目を奪われていたのは、やはりクロワッサンとパン・オ・ショコラでした。幾重にも浮かび上がる折り込みの薄い層を見て漏らす感嘆の声。

生地の温度管理、バターの折り込み方、生地を伸ばす力加減、休ませるタイミング。ひとつとして無意味な作業はなく、どれもが次の美しい層を生み出すための重要な工程です。シェフはただ手を動かすのではなく、一つ一つの動作に理由を添えて見せてくれました。

完成したクロワッサンは、外側の焼き色と内側の薄い層のコントラストが鮮やかで、形の美しさは作業の正確さそのものを物語っていました。味わいだけでなく、見た目のインパクトが強いからこそ、お客様の笑顔を生む商品になる。その現場の考え方も、実演を通して深く伝わったはずです。

クロワッサン XL
パンオショコラ
ショコラスイス
フランパリジャン
ラズベリープラネット
パンオショコラ
カヌレクロワッサン
リボン

長時間にわたるセミナーにご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。

聞くこと・見ること・食べること…普段見ることのできないシェフの高度な技術を間近で体感できる貴重な機会で、全てが学習となるセミナーでだったと思います。

愛工舎製作所では、今後も皆様のお役に立てるようなセミナーを開催していきます。開催の際にはぜひご参加下さい!